2018.08.20
柿の葉ずしヤマト 本店より
奈良の花ごよみ〜ホテイアオイ〜【夏】9月
春夏秋冬、四季折々に表情を変える古都・奈良の風景。
歴史ある社寺仏閣や自然豊かな里山を彩る花々は、古くからこの地に住まう人々の心を和ませてきました。
春の桜に秋の紅葉、夏のあじさい・・・季節の花々を愛でる愉しみも、大和路散策の大きな魅力の一つです。
柿の葉ずしヤマトも、そんな奈良の四季に沿い、歩んで参りました。
奈良の四季を色鮮やかに演出する、花ごよみをお届けできたら幸いです。
橿原市 本薬師寺跡の『ホテイアオイ』
開時は迫力満点!約40万株ものホテイアオイが咲き誇り、色鮮やかな紫色の花の絨毯が広がります。(かしはら探訪ナビより)
橿原市城殿町(かしわらしきどのちょう)にある歴史的遺産の本薬師寺跡周囲にある1.4ヘクタールの水田には、橿原市の農業施策の一環として、水田の持つ多面的な機能を利用して、景観形成作物栽培を推進し、やすらぎと潤いのある街づくりの取り組みで、毎年7月初旬にボランティアや近所の小学生達によって約14,000株の「ホテイアオイ」が植えつけられ、最盛期には約400,000株の美しい紫色の花が水田一面に広がります。
西に目を向ければ名勝大和三山のひとつ畝傍山(うねびやま)、さらに遠方には大和青垣が望め、夕方には美しい紫色の花が水田一面に広がった景色は、幻想的で絶景そのもの!
涼しげなすみれ色の花は、素朴な農村景観に艶やかな風情を醸し出し、本薬師寺跡や大和三山の景観に溶け込んで、訪れる市民や観光客、アマチュアカメラマンなどに大変親しまれているスポットです。色鮮やかで美しい紫色の花の絨毯を見ながら奈良の美味「柿の葉ずし」はいかがでしょうか。
information ◆入場無料◆
店舗・施設名:本薬師寺跡 ホテイアオイ
見頃時期:8月中旬 ~ 9月下旬
(見頃は気候により前後しますホテイアオイ開花状況をご参考ください)
住所:〒634-0033 奈良県橿原市城殿町
電話番号:0744-20-1123 (橿原市観光協会)
定休日:なし
アクセス車:大阪方面から:南阪奈道路葛城インターから大和高田バイパスに入り小房交差点を右折し国道169号線へ。4つめの信号(右手にローソン)を左折し約0.4km。
京都方面:国道24号線兵部町交差点を左折し国道169号線へ。小房交差点を通過し、4つめの信号(右手にローソン)を左折し約0.4km。
駐車場:あり(8:30〜17:00 広場P無料(注:台数制限有)/時間外・満車時は有料の市営畝傍御陵前駅東駐車場)
アクセス電車;近鉄畝傍御陵前駅から徒歩約9分、近鉄橿原神宮前駅から徒歩約20分、JR畝傍駅から徒歩約24分
ホテイアオイについて
ホテイアオイ(布袋葵、学名:Eichhornia crassipes)は、単子葉植物ミズアオイ科に属する水草です。
葉柄(ようへい:茎の根元)の中央部がふくれ、これが浮き袋の役割をし、花は8月中旬に見頃を迎え9月下旬にかけて咲き誇ります。
名前の由来は、この姿を七福神の一人「布袋様(ほていさま)」のお腹に例えたものだそうです。
蕾(つぼみ)が朝の太陽の日ざしにより花を咲かせ、夜になると萎(しぼ)んで、翌朝にまた新しい蕾が花開きます。
特に日ざしが強い日は開花が多いようですが、朝開花した花は夜には萎んでしまうことから、たくさん咲いていた翌日にはまったく咲いていないこともあり、花の咲く期間としては長いものの最盛期を見極めるのが意外と難しいと言わています。
人が少なく過ごしやすい早朝ですが、あまり朝早く行かれても朝7時以前は開花しておらず蕾の状態なので、時間帯、熱中症対策にご注意ください。
●◎●最寄りの「柿の葉ずしヤマト」●◎● 柿の葉ずしヤマト あすか店
本薬師寺跡の『ホテイアオイ』より車で約3.2㎞、8分。
明日香村や橿原神宮、西国33ヶ所・吉野山など大和路を旅する団体様のご休憩に最適な大型店舗です。
完全予約制とはなりますが、観光バスなど団体様向けのお食事処『和風レストラン 夢宗庵』や、バスへのお弁当積込みも承っております。
店舗には「柿の葉ずし」をはじめ、奈良銘菓や奈良のお土産商品を揃えております。散策を満喫するならヤマトの柿の葉ずしをお供に。
広い駐車場と複数のお手洗い、無料の飲料スタンドもご用意しておりますので、観光の足休め、ご休憩合わせて、どうぞお気軽にお立ち寄りください。